いつもブログを見てくださっている皆さまへ、とても嬉しいご報告があります。
神戸エコールの公式Instagram(@kobe.ecl)のフォロワーさまが、ついに5,000人を突破しました!
日々のリールや写真に「いいね」を寄せてくださる方、「真似して作ってみました!」と温かいコメントやメンションを届けてくださる方、そして毎週水曜日の夜にインスタライブへ遊びに来てくださる皆さま。
画面の向こうにいる一人ひとりの存在が、私たちの毎日の力になっています。本当に、ありがとうございます。
キリの良いこの節目に、少しだけ立ち止まって振り返ってみたいと思います。
実は、私たちがこのアカウントを立ち上げたとき、社内でも、そして担当者である私自身の手の中にも、たくさんの戸惑いと迷いがありました。
なぜなら私たちは、文具メーカーでも、街の文具店でもなく、「文具の卸(おろし)会社」だからです。
目次
モノを直接売らない私たちが、なぜ発信を始めたのか
「文具の卸会社」と聞いて、普段どんな仕事をしているかイメージが湧く方は少ないかもしれません。
簡単に言えば、文具メーカーさんが作ったペンやノート、事務用品を仕入れ、街の文具店さんや書店さん、文具売り場へとお届けする「黒子」のような存在です。
ですから、私たちは一般のお客様へ直接商品を販売していません。 プロフィールのリンクから自社ショップへ誘導して「ぜひ買ってください!」とアピールする立場ではないのです。
アカウントを開設した当初は、頭の中が疑問符でいっぱいでした。 「商品を直接売らない私たちが、一体どんな立ち位置で発信すればいいんだろう?」
考え込んで手が止まりそうになったとき、思い出したのは自分が子どもの頃から大好きだった「街の文房具屋さんの空気」でした。
ずらりと並んだ色とりどりのペン。試し書き用紙に走るインクの滑らかさ。紙の匂い。棚の隅で見つけた、ちょっとヘンテコで愛おしい文具。
文房具屋さんへ出かける日は、いつだって宝探しのような胸の高鳴りがありました。
「私たちが発信することで、『あ、これ面白いな』『今度の休みに、久しぶりに文房具屋さんへ行ってみようかな』と、誰かがお店の扉を開けるきっかけを作れたら、それだけで卸会社として発信する意味がある」
そう心を決め、私個人が「本当にいい」と思った文具や、思わず試したくなるアレンジを紹介する手探りの発信が始まりました。
反響が大きかった「バズり文具&アイデア」3選
手探りで投稿を続ける中で、ある日を境に通知が止まらなくなるほどの大きな反響をいただいたアイテムやアイデアがいくつかあります。
その中から、特にたくさんの保存やコメントをいただいた「名品&ハック」を3つ振り返ってみます。
1. 【呉竹 キュアパンチ】ただの紙が宝物に変わる「切手型パンチ日記」
アカウントの潮目が大きく変わったのが、呉竹のクラフトパンチ「キュアパンチ」を紹介した投稿でした。
元々日記がなかなか続かないタイプだった私が、「切って貼るだけなら続くかも」と始めたのがこのアイデア。
お気に入りのデザインペーパーやお菓子のフィルム包装、旅先で見つけたパンフレットの切れ端を、切手型のパンチでパチンと型抜きして手帳に貼っていくだけの簡単アレンジです。
ポイントは、厚紙の扱い方。お菓子の外箱のような分厚い紙をそのまま無理に抜くと刃を傷めてしまうので、裏側にカッターで薄く十字の切れ目を入れ、薄皮をペラリと一枚はぎ取ってからパンチにセットします。ツルツルしたフィルムには、紙以外もしっかり貼れるトンボ鉛筆の「アクアピット(ペン型のり)」が相性抜群。
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「これならズボラな私でも楽しく続けられそう!」 「お菓子の可愛い箱が捨てられなくて溜まっていたので、今日から試します」 「明日、文房具屋さんへパンチを探しに行ってきます!」
届いたのは、温かく前向きな声ばかりでした。
専門的な難しいクラフト技術なんていらない。
「簡単そう、やってみたい!」と思ってもらえることこそが文具の持つ本当の魅力なのだと、フォロワーの皆さんに教えてもらった投稿です。
2. 【窓付き封筒 × ハリナックスプレス】捨てていた封筒がコラージュに化ける
請求書やDMが届いたあと、ゴミ箱に直行しがちな「窓付き封筒」。
あの半透明のグラシン紙が持つ独特の透け感とシャリシャリした手触りを活かして、シャカシャカ袋やアジアの屋台で見かけるような小さなテイクアウト袋を作るコラージュです。
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ここで大活躍したのが、コクヨの針なしステープラー「ハリナックスプレス」。
金属針を使わず、紙をギザギザの歯でギュッとプレスして圧着する文具なのですが、この圧着跡が本物のレジ袋の底やお菓子袋の熱圧着ラインにそっくりなのです。
日常の身近な紙ゴミが、机の上で小さな旅の思い出に生まれ変わる面白さに、たくさんのいいねと保存をいただきました。
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3. 【アルタ 抱っこしたらこんなに伸びるなんてしおり】国境を越えて大バズり!だらんと垂れる脱力猫
そして、私が一番驚かされたのが、アルタの『抱っこしたらこんなに伸びるなんてしおり』を紹介したときのことでした。
猫の脇の下に両手を入れて持ち上げたとき、なすすべなくビヨ〜ンと縦に伸びるあの無防備な姿。あの一瞬の「液体感」をそっくりそのまま切り取ったような、おとぼけ顔のペーパーしおりです。
使い方はいたってシンプル。本のページ上部にちょこんとした前足を引っ掛けるだけで、ページの裏側から胴体と後ろ足が、重力に負けてだらーんと垂れ下がります。
本を閉じれば、上からひょっこり顔を出してこちらをじっと見つめてくる。裏返せば、背中の丸みや脱力したしっぽの角度まで見事に再現されていて、ノートに挟むだけで思わずふふっと笑みがこぼれてしまいます。
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この投稿を公開したところ、国内だけでなく、海外のアカウントからも驚くほどの反応が押し寄せました。
コメント欄には英語をはじめとする様々な言語で「Where can I buy this?!(これどこで買えるの?)」「So adorable!(可愛すぎる!)」という熱いメッセージが次々と書き込まれ、通知画面が一気に多国籍な状態に。
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言葉の壁を軽々と飛び越えて、世界中の人を笑顔にしてしまう猫と文房具のパワー。
文房具が持つ楽しさには国境なんてないのだと、肌で実感した忘れられない出来事になりました。
毎週水曜日の夜、机を囲んでおしゃべりする時間
投稿を重ねる中で、今や私たちにとって欠かせない大切な場所となったのが、毎週水曜日の夜にお届けしているインスタライブです。
最初は画面の前に立つだけで手が震えていましたが、配信ボタンを押すと、すぐに馴染みのお名前がコメント欄に並びます。
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リアルな質問にその場で答えながら、紙をめくったり、インクの色味を比べたり、時には脱線して最近旅行した話で盛り上がったり。 そこにあるのは、企業とフォロワーという垣根を越えた、まるで放課後の部室や、夜の文具カフェでお茶を飲みながらおしゃべりしているような温かい空気です。
5,000人という数字は、ただのカウントではありません。
水曜日の夜に机を囲んで、「文房具って、やっぱり最高に楽しいよね!」と共感し合える仲間が、こんなにもたくさんできたのだと実感しています。
これからも、あなたの街の文房具屋さんへと続く架け橋に
私たちが目指す場所は、これからもずっと変わりません。 画面の中だけで完結するのではなく、みなさんの日常に小さな工夫の種を届けること。
そして、オンラインで簡単に手に入れるのでは無く、お休みの日にふらりと、あなたの街にある文房具屋さんへ足を運んでもらうことです。
文房具屋さんの扉をくぐるときの、あの独特の静けさと胸の高鳴り。 私たちが紹介したアイテムを棚の隅で見つけて、「あ、これインスタで見たやつだ!」と手にとってもらえたら。ホクホクした気持ちで家に持ち帰り、机の上でお気に入りのノートを開くきっかけになれたら。
メーカーでは出来ない、色んな文具を横断して紹介できるのも卸会社の強みでもあり、これほどうれしいことはありません。
5,000人の皆さまと出会えた奇跡に心から感謝しながら、これからも私たちが胸を張って「本当に使ってよかった」と思える文具や、ひと手間で日常が愛おしくなるアレンジを届けていきます。
水曜日のインスタライブでも、いつもの机を整えてお待ちしています。 どうぞ気負わずに、いつでもふらりと遊びに来てくださいね。