大人になってからお絵描きをしたことがありますか?
水彩画は色々と道具を用意しないといけないからおっくう、という方も多いかも。
思い立った時にすぐに描けるのがクレヨンの良いところ。
ぺんてる・アートクレヨンは「もう一度、描きたくなるクレヨン」として、おじいちゃん先生こと柴崎春通さんと一緒に開発したクレヨン。
発売と同時に大人気の商品となりました。
もったりと重めの書き味は、重ねたりのばしたりすると油画のような表現が可能。
気になっているけど使いこなせるかな?と思っている方もいらっしゃるようで、今日は色んな技法をご紹介しながらアートクレヨン16色全色を使って鳥を描いてみたいと思います。
下書きは鉛筆で対象物を良く観察しながらだいたいの形を書き取ります。
バランスが違うかな?というときも消しゴムで消さなくて大丈夫です。上からクレヨンで塗ってしまうのでOK!
下書きに苦手意識がある方は、トレーシングペーパーに写真の輪郭を取ってカーボン紙で画用紙に移してもいいですね。
まずは見えている色の中から一番明るい色を選んでパーツを塗っていきます。
濃い色から描くと混色したときに濃い色が勝ってしまうことが多いので、明るい色から濃い色に順に重ねるのがコツ。
ベタ塗りの場合も対象物の毛の流れや、生え方を意識しながら塗っていくと愛着がわきますよ。
混色や重色をする時は自分が見えている色を大胆に塗ってしまって大丈夫!
実物の色を完全再現しなきゃ!という意識は取っ払って、自由に色と遊んでみましょう。
大きいところは指でのばしてもいいですし、細かいところは綿棒を使って伸ばすと便利です。
全体が塗りあがったら、オイルパステルの表面のベタベタを抑えるためにベビーパウダーをはたきます。
ベビーパウダーをはたいたあとに、表面の白い粉が無くなるまでティッシュでこすってください。
すると、表面がつるつるになります!
フィキサチーフという定着材も販売していますが、室内で作業する時にはベビーパウダーがおすすめ。
このままでも十分なのですが、もう一工夫してみます。
鳥の羽の流れを表現したいのでスクラッチをしてみましょう。
スクラッチとは割りばしやピンセットをつかって表面を細かく削り取る技法です。
ここでも対象物をしっかりと観察しながら、どんな風に毛がながれているかを意識して削っていきましょう。
たくさん重ねたら最初に塗った明るい色が浮き出してきて透明感がうまれます。
さて、ここまでで絵は描けましたが、背景まで描くのはしんどいな…という時におすすめの一工夫。
描いた絵をはさみで切り取ります。
切り取ったら、色画用紙に貼り付けます。
複数の色画用紙を使ってみるのも楽しいですよ!
自分の作品に似合う色を選んで貼ってみてください。
いきなり大作にしよう!と思わず、まずは身近なものや好きな動物などから始めて、描くことを楽しんでみてくださいね。
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