神戸市の小学生が昔からずっと使っている【関西ノートの神戸ノート】

神戸市の小学生のほとんどが、昔から使っている【神戸ノート】

実は「神戸ノート」は正式名称ではありません。
神戸で使われていくうちに勝手に付いた名前だそうです。
(私もブログを書くまで知らなかった!)

正式名称は【関西ノート株式会社】が作る「関西ノートの学習帳」です。
神戸の街並みが印刷された50年以上変わらぬデザインで、私も子供たちも、神戸の小学生達がずっと愛用している「神戸ノート」の秘密にせまります。

「神戸ノート」って何種類あるの?

昭和27年から、神戸市長田区にある「関西ノート株式会社」で作られている神戸ノート。

これだけの種類があります。
20種類もあるなんて、ラインナップ豊富!

神戸市の小学生が使う関西ノート株式会社の学習ノート・通称神戸ノートは約50年もの間デザインを変えずずっと神戸の小学生の定番です。自由帳や連絡帳などの神戸ノートの種類や特徴、どこで購入できるのかを神戸うまれのスタッフが説明します。

■おけいこ帳

■国語帳1・2年、3・4年、5・6年

■算数帳1年用、1・2年、3・4年、5・6年

■理科の記録3・4年、5・6年

■社会科3・4年、5・6年

■れんらく帳

■百字練習帳

■二百字帳

■自由帳

■生活帳

■音楽低学年、中学年、高学年

■えにっき

漢字学習用の「おけいこ帳」から「百字帳」に変わった時は、なんだか大人になった気分でした。

神戸をデザインした表紙

「神戸ノート」と言われるだけあり、表紙には神戸の風景がモノクロの写真だったり、イラストが描いてあったりします。

神戸市の小学生が使う関西ノート株式会社の学習ノート・通称神戸ノートは約50年もの間デザインを変えずずっと神戸の小学生の定番です。自由帳や連絡帳などの神戸ノートの種類や特徴、どこで購入できるのかを神戸うまれのスタッフが説明します。 神戸市の小学生が使う関西ノート株式会社の学習ノート・通称神戸ノートは約50年もの間デザインを変えずずっと神戸の小学生の定番です。自由帳や連絡帳などの神戸ノートの種類や特徴、どこで購入できるのかを神戸うまれのスタッフが説明します。

北野異人館の風見鶏や、ポートタワーのある港の風景。
このラフなイラストが、今見るとなんともかわいらしい!
神戸にしか売っていないから、お土産にもいいかもしれません。

学年ごとにどんなところが違うの?

低学年・中学年・高学年と分かれているものがほとんどですね。
では【音楽帳】を見本に違いを見ていきましょう!

神戸ノート・おんがくノート低学年用

表紙はグリーンとイエローのカラフルな組み合わせ。
男の子と女の子が歌っているイラストと、おんがくノートのフォントがレトロかわいい!
神戸市の小学生が使う関西ノート株式会社の学習ノート・通称神戸ノートは約50年もの間デザインを変えずずっと神戸の小学生の定番です。自由帳や連絡帳などの神戸ノートの種類や特徴、どこで購入できるのかを神戸うまれのスタッフが説明します。
開いてみると、細かい文字が書けない小学生低学年でも書きやすい、間隔の広い五線が2段です。
神戸市の小学生が使う関西ノート株式会社の学習ノート・通称神戸ノートは約50年もの間デザインを変えずずっと神戸の小学生の定番です。自由帳や連絡帳などの神戸ノートの種類や特徴、どこで購入できるのかを神戸うまれのスタッフが説明します。

裏表紙には音符のかきかたや、読み方が書いてあります。

神戸市の小学生が使う関西ノート株式会社の学習ノート・通称神戸ノートは約50年もの間デザインを変えずずっと神戸の小学生の定番です。自由帳や連絡帳などの神戸ノートの種類や特徴、どこで購入できるのかを神戸うまれのスタッフが説明します。

そうかー、低学年のときは音階はイロハだったのか…。
どみそ、ってピアノだとCm(C MAJOR)の和音なんですが、もしそれのために大きく書いてあるなら、低学年なのになかなか高度なことを学んでいるのだな、と思いました。

神戸ノート・音楽ノート中学年用

中学年用からは「おんがくノート」から「音楽ノート」に変わり、表紙もちょっと大人っぽくなりました!

神戸市の小学生が使う関西ノート株式会社の学習ノート・通称神戸ノートは約50年もの間デザインを変えずずっと神戸の小学生の定番です。自由帳や連絡帳などの神戸ノートの種類や特徴、どこで購入できるのかを神戸うまれのスタッフが説明します。

五線も8段になり、上部には曲名を書く場所もあって、ちょっと本格的ですね。

裏表紙も、鍵盤のイラストが付き、ドレミ音階は無くなっています。
ピアニカを習い始めるのはこの学年からだったかしら…?
なんだか、大人の階段を上っている感じがするなぁ。

神戸ノート・音楽ノート高学年用

高学年用の表紙は中学年用よりさらにシンプルになります。

中の五線は中学年用と一緒の8段。
ですが、裏表紙がグッと高度になり、「長音階」「短音階」について書いてあります。
長音階と短音階の横にドイツ語と英語が書いてあるのがかっこいいですね!

音楽ノートと同じように、他の教科も同じようにマス目の大きさや、行の太さ、裏表紙に書いてある内容が学年ごとに異なります。

かわいく進化する「神戸ノート」

神戸ノートは「神戸にしかない」ということで神戸土産として購入される方も多いそうです。
私が台湾やタイに行ったときに、現地の文字練習帳を買ってしまったような感覚なのかもしれません。
そこでしか買えない、とか、ご当地文房具、って心惹かれるのですよね。

上質で上品な子供服ブランド「ファミリア」とコラボした「神戸ノート英語帳」なども販売されています。

ミニミニサイズの神戸ノートも販売していることがあったので、もしかしたらまだ在庫を置いてあるところもあるかも?

神戸観光中に「神戸ノート」の限定品を見かけたら、絶対買いです!

また、2020年に40年ぶりに登場した最も新しいデザインもあります。

王子動物園の人気者ジャイアントパンダのタンタンが表紙になった5mm方眼ノート

裏表紙はライオンのサクラとラオ。

神戸市の小学生が必ず遠足で訪れる「王子動物園」。

レトロっぽい雰囲気が、昔を思い出して懐かしい気持ちになりますね!

5mm方眼は大人でも使えるのがいいですね。

 

神戸ノートってどこで売ってるの?

神戸ノートは神戸市内の文房具店なら、だいたい取り扱いがあります。

ノート売り場ではなく、学童用品売り場に売っていることが多いので、店員さんに聞いてみてくださいね。

一番使用頻度の高い「連絡帳」はビニールカバーが一緒に販売されていることもあります。

神戸ノートと一緒に買いたい銀えんぴつ

神戸ではかきかたの時間に通称「銀えんぴつ」を使うところが多いです。

名前の通り、本体が銀色の4Bの太く・濃く書ける鉛筆です。

学校からこの鉛筆を指定されることも多いので、ぜひ合わせてそろえてください。

 

レトロかわいくて、学年によって使いやすさを変えた「神戸ノート」。

神戸フェアや、新学期の学童用品フェアにもおすすめです。

関西ノート株式会社のこだわりがぎっしりと詰まったノートを、ぜひ手に取ってみてください。

 


 

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