特別なテクニック不要!鉛筆の削りカスと丸い画用紙で描く簡単「月とうさぎ」

昨日、神戸エコール公式X(旧ツイッター)に投稿した、丸い画用紙を使った「月」の描き方に、たくさんの方に反響を頂きました。

とても簡単なので、みなさんにもぜひ楽しんで欲しくて、作り方をブログに書いてみることにしました。

丸い形と手のひらにのるサイズが、隙間時間にちょこっと絵を描くのにちょうどいい「ミューズ・てのひらペーパーMARU」を使いました。

ホワイトワトソンの超極厚は、こすれにも強く、水彩やインクを使ってもインクの滲みが少なくて、初心者さんにも扱いやすい紙です。

表面の凸凹も強すぎず、色鉛筆やパステルで描くと少しカサっとした雰囲気が出ていいですよ。

この表面の感じを活かして、月を作っていきます。

 

まず、鉛筆の芯部分だけをカッターで削ります。

今回は、「北星鉛筆・大人の鉛筆」を使いました。

「大人の鉛筆」は専用の削り器があって、黒鉛部分だけを削ることができるので、カッターが怖い人にもおすすめです。

デッサン用の鉛筆やダーマトグラフでも試してみたのですが、鉛筆の方がのばした時に独特の艶が出るので普通の鉛筆をおすすめします。

たくさん置いたり、少なく置いたり、少しずつ移動させながら粉を置いていってください。

なぜかというと、実際の月の写真を見てみるとすごく暗いところと、とても明るいところがありますよね?

こんな感じで黒の濃淡を作りたいからです。

でも、自分だけの月なので本物にこだわりすぎず、自由に濃淡を付けてみてください。

次に指でのばしていきます

もうちょっと暗いところがほしいな、と思ったら粉を追加してください。

こうやって色を伸ばしてみると、紙表面の質感がいい味を出してくれるのがよく分かりますね。

 

このままでも十分月っぽく見えるのですがさらに月に近づけましょう。

どうするかというと、消しゴムで明るいところを作っていきます

先に紹介した写真を観察しながら、光の当たっているところや大きな白いクレーターや小さなクレーター部分を消しゴムで消していくのが実際のお月さまに近づけるポイントです。

普通の消しゴムでもいいのですが、細かく消せるペン型の消しゴムがおすすめです。

今回は「ぺんてる・アインクリック」を使いました。

月の写真の中で最も特徴的だなと思う明るい場所を参考にして消してみてください

ここでもあまり神経質にならずに、あくまでも楽しく!わくわくしながら!

 

あらかた消せたら、いったん少し離して見てみましょう

もうちょっと暗いといいなと思うところには粉を追加して、もう少し明るいほうがいいなと思うところは消しゴムで消して仕上げていきます。

私はこの後、手持ちのうさぎスタンプを押しましたが、そのままでもいいですし、宇宙飛行士を書き入れたりしても雰囲気が出て楽しいですね♪

気軽にお絵描きを楽しんで欲しいので、難しいテクニックのいるものはほとんど紹介していません。

お絵描きは自由で、ひとりひとり、みんな違うものができるのが当たり前で、上手・下手なんてないのです。

ですからみなさんも、いろんな画材を手に取ってみて自由に描いてみることから始めてみてくださいね。

 

 

神戸エコールではこれらの商品だけではなく、様々なアイテムを取り揃えております。
こんなのあったらいいな、こういうのが欲しいのだけど、というご相談があればいつでもお問合せくださいね!
また、キットパスをはじめ、様々な画材を使ったワークショップもお承りしております。

▼For inquiries about products, please contact the following form.▼

商品のお問い合わせについてはこちらをタップもしくはクリックしてください。

 

関連記事

TOP