みなさんは無くなったら本当に困る!という愛用文房具はありますか?
私は【KOKUYO(コクヨ)測量野帳・スケッチブック】です。
私は国内や東南アジアのお寺めぐりが趣味なのですが、お寺によっては写真を撮ってはいけなかったりする場所があります。
他には聞き取り調査や色んな場所で親切な人に出会ったりしたときに、その人の写真を撮れない場合や名前を教えてもらって忘れたく無い時など。
旅行先の人はみんな親切なので色々と教えてくれるのですが、その分自分の覚えておける容量では収めきれず、記憶が鮮明なうちに、移動時やホテルに帰った後に絵日記を描くことにしています。
そう、私は野帳を絵日記・記録用のトラベルノートとして使っています。
今日は測量野帳ヘビーユーザー・いわゆる「ヤチョラー」の私がおすすめする【測量野帳の良いところ】を書いてみようと思います。
目次
測量野帳(そくりょうやちょう)とは?
元々は測量士の方が、立ったまま記録ができるように開発されたものです。
野帳は、測量士のために1959年に発売されたミニノートです。
作業着のポケットにすっぽりと入るスリムでコンパクトなサイズと、屋外で立ったまま筆記できる硬い表紙が大きな特長です。
その特長が評価され、建設業界の定番となり、日本の高度成長期の建設現場を陰で支えてきました。
引用:KOKUYO(コクヨ)公式ホームページより
私の父は測量士だったので、家にはグリーンの表紙の【測量野帳・レベルブック】がたくさんあったことを思い出します。
測量野帳は主に屋外で使われるノートなので、丈夫でポケットに入る大きさの、とっても便利なノートなのです!
測量野帳のおすすめポイント
分厚いカバー
立ったまま記録するためにつくられたノートなので、書きやすいように表紙が分厚くて硬いのでふにゃふにゃになりません。
だから、移動中や訪問先でメモしておきたい時や、ホテルに戻ってベットに寝そべりながら書くのに便利なんです。
また、東南アジアは常夏の国なので汗をかいたり、突然のスコールに会ったりと紙ものには厳しい環境なのですが、分厚いカバーがあるおかげでしっかりガードしてくれます。
小さな鞄にもすっぽり収まるサイズ
海外旅行に行くときには、小脇に抱えられるように小さなサコッシュを斜め掛けにして出かけます。
お財布やスマートフォン、携帯充電器など色々と入れているとパンパンになりがち。
測量野帳・スケッチブックの縦160㎜×横91㎜×厚み6㎜の片手で持てる小さなサイズと適度な薄さは、旅行中のサコッシュの中にもすっぽり収まり幅を取らないのがとても良いのです。
自由度が高い
測量野帳・スケッチブックは3㎜方眼になっていて、建物などを描く時にガイドになるのも良いところです。
文字もガイドにそって書けるので、タイトルや訪問場所をキレイに書きたいときにもおすすめ。
イラストを書いても邪魔にならない薄いブルーや薄いグレーの線なのでとても使いやすいです。
バラバラになりがちな小さなチケットなども挟んでおき、ホテルに戻った後や帰国後に貼り付けておけるのも旅の記憶をたどるのに重宝しています。
小銭が多くなりがちな海外の旅でも、乗車券を貼っておいて、どこからどこまでがいくらだったかを書いておくと、次回の旅の時にきっちり払うことができて小銭も少なくなるのでおすすめです。
他には帰国してから、時間がある時に【キャノン・inspic】を使って写真を印刷し、地域の全体図や気に入ったお寺のリストを作ったりします。
最近は店舗オリジナルだったり、かわいい表紙の測量野帳・スケッチブックがたくさんあるのでついつい買ってしまいます。
私は神戸に住んでいるので、ナガサワ文具店をよく利用していて、NAGASAWAオリジナルデザインを見つけると鼻息荒く全種類買ってしまうことも。
他には文具女子博などのイベント限定のデザインもあって、困ってしまいます笑
多分まだまだ廃盤にはならないと思うのですが、元々が測量というお仕事につかうものですし、デジタル化がどんどん進化しているのでそのうち野帳も使われなくなったらどうしよう…という不安から、家には必ず何冊かストックを置いてあります。
「野帳が好き!」とあちこちで言っているとプレゼントしてくれることもあって、絶賛増殖中です。
コクヨタイランドも非常に活発にタイ国内で頑張っていらっしゃるので、タイ限定測量野帳が発売されたらいいのになぁと思っています。
測量野帳と一緒に持ち歩くおすすめグッズ
チケット類や立ち寄った店のレシートなどは、間違えて捨ててしまったり、メモしている間に落としてしまったりすることもあるので早めに貼り付けておくようにしています。
でもハサミやカッターは機内持ち込みできないし、荷物がかさばるような大きな筆箱は持っていくのは気が引けますよね。
そこでおすすめなのはこの2つのセット!
【クツワ・きれいに切れる定規】と【トンボ鉛筆・アクアピットペン型】
店のレシートが大きくて貼りにくい時、店名や訪問日時・ロゴ・住所などが分かっておけば記録を書けるので、不要なところはこの定規でカットします。
この定規は綺麗に切れる角度のガイドがあって、ハサミじゃなくてもスパッと切れるのがいい。
上下にガイドがあるので、利き手に左右されないのも◎
本体を強めにおさえて、一気に切るのがコツ!
ちょうどいい大きさにカットできたら、次はペン型の水糊の登場です。
これが小さめの筆箱にピッタリサイズでいいんですよね~。
ペン先を少し押しながら塗るときれいに液が出ます。
この細さなのにしっかりと付くのも◎
感熱紙のレシートだと糊を塗った表面が黒くなることがありますが個人の記録なので特に気にしていません。
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今回はトラベルノートとしての使い方を、私の実例としてご紹介しましたが、薄くて丈夫で持ち運びに便利なKOKUYO(コクヨ)の測量野帳、ぜひみなさんも色んな使い方で楽しんでみてくださいね。
神戸エコールではこれらの商品だけではなく、様々なアイテムを取り揃えております。
こんなのあったらいいな、こういうのが欲しいのだけど、というご相談があればいつでもお問合せくださいね!
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